えふすくBlog Livedoor支店

今日はネタがないのでnoteからNASはいいぞ　活用編をコピペ

前回は購入するNASの種類を紹介したが、今回はNASを導入した後の話
いろいろ付随する機能についてはそれぞれの話にする（きりがないのでたぶん自分ではしないと思う）ことにして、単純に「24時間稼働のネットワークストレージ」をどう使うかについて話すことにする
大きく分けて2種類だと思っている

①　一時的な利用

まずはNAS導入で一番使用率の高い利用法「複数のパソコンで同時に使える一時的データフォルダ」としての使い道について
私はメインパソコンであるデスクトップとベッド脇に置いてあるノートパソコンの２台を主に使用している。夜、メインパソコンを閉じてベッドに入った後、ノートパソコンでデータを処理する必要に迫られることは意外と多い
ここで両者で共通に使うデータを、NASの共有フォルダに置くことにしている。こうすることでデスクトップをシャットダウンした後でも、ノートパソコンでデータを処理することができる。普通の外付けストレージでもできそうだが、NASはストレージの取り外し・接続が不要で、パソコンからデータにアクセスできるので、この作業がとても簡単になる
例えばスマホで撮った画像を、この共有フォルダにコピーしておく（最近のNASとスマホは連携が簡単になった）と、両者のパソコンで画像編集して、Blogにアップロード＆投稿することが可能だ。いろいろな作業が複数のパソコンでできるようになると、パソコンの使い方もより効率的で便利なものになる
一時的な共有フォルダの使い道としてもう一つ挙げられるのは、大容量のデータをパソコン間で移動するときに中継地点として使う方法だ。ネットワークを使ったパソコン間での転送では両者のパソコンが起動していなければならない。小容量であればすぐに終わるかもしれないが、大容量では結構待たされる。そこで、送信元のパソコンからNASの共有フォルダにデータを送ってから、送信先のパソコンが起動したときにそれを受け取る形にすれば、片方のパソコンが起動していないときでもデータの送信が止まることがない（受信しなくても、NASに置いたものを両者のパソコンからアクセス可能にしておくというのがベターなやり方かもしれないが）　まぁ場合によっては直接送信した方が早い可能性もある。比べたことがないのでわからない
ただ、使っていけばデータは古くなっていくのでそういうものは段階的に後述する保管用のフォルダに移していくことで作業フォルダの見通しをよくしていく必要がある

②　保管（倉庫）的な利用

大容量のNASを入手したら、古いデータや大容量のデータを流し込みたいという欲求は避けられないであろう。実際NASの用途というとこちらを思いつく人の方が多いと思われる
私の場合は過去の写真類や、アナログ録画ができた時代のアニメの動画データ、LinuxのISO類などが大容量NASに収まっている。単純に容量が大きいと同時に必要になったらいつでもネットワークに接続されたどんなパソコンから取り出せる点は大きい。これは①と共通の話になるが、アクセス頻度はかなり低くなるので、利用形態としては別のものになるだろう
単純な外付けストレージとの違いはやはり24時間稼働でいつでもデータにアクセスできる点だ。ただし、HDDには寿命（SSDでも存在する）がある。24時間稼働しているHDDが一般のHDDより早く寿命が訪れる可能性はあるのでバックアップやデータの退避、RAIDなどの対策が必要になる。私は同容量のHDDを使った定期的なバックアップを行っているが、非常に忘れがちなので、最悪NASのデータはあきらめてもいいと思える胆力が必要なのかもしれない

以上が私の知りうるNASの活用法である。もちろんこれ以外の利用法があってもいいし、ファイル共有以外の機能に可能性を見出している人もいるだろう。それぞれが自分でそれを見出していくことの方が喜びが大きいのは自然なことだと思う。だからとりあえずNASを始めてみないか？